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サウナで美容と健康


自分の香りをもつ浴後のおしゃれ

 豊かな時代に育った若い人たちの間には、サウナやお風呂のあと、オーデコロンをさっさっとひと吹き、ふた吹きすることを習慣にしている人が少なくないようです。
 このオーデコロンのひと吹きで、バスタイムの総仕上げ。つまり、ヤングレディたちはサウナ浴にしろ、お風呂にしろ、ただ汗を流す、洗う、清潔にするというだけでなく、香りまでをトータルにとらえてバスタイムを考えている、というわけです。
 そうしたヤングレディたちは、自分に合った香り、自分の好きな香り、つまり“自分の香り”をちゃんと持っています。 が、30代から上の世代となると、まだまだ“香り”の習慣を身につけている人は少ないようです。


サウナのあとの香り

●香水とオーデコロン

 サウナ浴やシャワーなどのあとの香りは、爽やかで、清潔なイメージのオーデコロンやオードトワレットがふさわしいでしょう。香水は避けましょう。
 ところで私たちは、無造作に香水、オーデコロンなどといっていますが、その区別をご存知ですか?
 それは、アルコールに対する香りのエッセンスの配合の割合によって区別されているのです。
 まず、香水とは、香料を適当に配合してアルコールに溶かしたもので、エッセンスの濃度、つまりアルコールに対する賦香率は15〜25%、香料の賦香率が5〜10%と薄いものが、オードトワレットというわけです。
 それを下に示してみましょう。

▲香水(エクストレ)
賦香率
15%〜25%
アルコール度数
90〜95度

▲パルファン・ド・トワレット
賦香率
10〜15%
アルコール度数
85〜90度

▲オード・トワレット
賦香率
5〜10%
アルコール度数
80〜85度

▲オーデコロン
賦香率
3〜5%
アルコール度数
75〜80度
 



フレッシュコロン使用率  デオドラント併用率

●自分の香りをつくる

 こうした区別があることを知って、自分の香りを見つけましょう。
 こうした芳香製品は、アルコール分を含んでいますから、サウナ後の肌をさっぱりとひきしめてもくれます。
 アフターサウナにオーデコロンを、たっぷりと首筋、胸、腕の内側などにつけて、自分の体臭となじませていくうちに、自分の香りを見つけることもできるでしょう。
 なお、アフターサウナやスポーツのあと、さらに汗をかく夏などには、体や汗のにおいを消すデオドラント効果のあるコロンやトワレットがよいでしょう。新陳代謝のさかんな若い女性の間では、季節を問わずデオドラント効果のあるコロンを使うことが常識となっています。

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