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サウナで美容と健康


サウナのあとのさっぱりボディケア


肌のうるおいを守る中性洗浄剤

 汗腺が開き、新陳代謝がぐっとよくなっているサウナ浴のあとは、お顔の手入れととも に、ボディケアをするのに絶好のチャンスです。サウナ浴による大量の発汗は、代謝によ って皮膚の奥から老廃物を除去してくれます。 皮膚表面に押し出された老廃物は、汗でどんどん流されるというものの、仕上げはしっ かり、さっぱりと洗い流しましょう。
 このとき使う洗浄剤としては、汗腺が開きブヨブヨしてデリケートな状態になっている肌 には、石けんやボディシャンプーは不向きです。なぜなら、これらはアルカリ性だからで す。  乾燥高温で、大量に汗を流した肌は、皮膚の潤い成分もかなり溶け出しています。


●アフターサウナの洗浄剤

 アフターサウナに使う洗浄剤は、この皮膚の潤い成分MAPをベースにした中性洗浄剤 などを使うようにしたいもの。
 皮膚の潤い成分の溶出量を、(イ)肌の成分に近い中性洗浄基剤を配した洗浄剤と、(ロ) アルカリ性の石けんやボディシャンプーを使った場合でくらべてみると、表のように (イ)の中性洗浄基剤の方が半分ちょっとと、潤い成分の溶出量が少なくなっています。 つまり、サウナ浴、バス浴のときアルカリ性の洗浄剤で洗えば、肌の潤い成分が失われやすいことが、これでわかります。

 


バスタイムの手入れと仕上げ

 サウナ浴のあとは、肘やかかとなどの手入れにも絶好です。ふだんの入浴時に手入れをしていても、 どうしても黒ずみがちなのが、角質化しやすい肘やかかと、そして膝小僧です。その洗浄剤も中性洗浄 基剤配合の洗浄剤がよく、適量手にとり、やさしく、くるくると円を描くようにし て洗います。スポンジ、タオルで洗ってもよいのですが、強く洗いすぎると、余計に黒ずむ原因になる ので、あくまでもやさしく、丁寧に洗うのがポイントです。


●スキンケアローション

 このあと、酵素配合のマッサージ剤などを用いて、指先でラセンを描くようにしてマッサージをしましょう。 少なくとも週に一度はこのマッサージをしたいものです。
 こうして、全身さっぱりしたら、ボディケアの総仕上げとして、スキンケアローションをたっぷり全身にすり込みます


 
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